卍卍影職とは卍卍
卍影職とは、現代に生きる忍者の末裔達が職を探す為に作成した葬務経得自(ほおむぺえじ)である卍
我等は数百年もの間 闇に生きる事を生業として来たゆえに普通の仕事では満足ができない体質に成っていた。
現代では隠密の仕事もとんと無いゆえ、忍装束を紺色の社会人装束に替え、里を去る者さえ多かった。
そこで更に、忍者の里の生計も立てなければならず、我等はとても貧しかった。
そこで立ち上がった派祖根(ぱそこん)忍者が、寝る間を惜しんで作成した葬務経得自(ほおむぺえじ)が影職である。
それ以来里は立ち直り、里を出て行った同胞達も戻り、里の皆はとても満足しておる。
今回、民らにも我等が葬務経得自(ほおむぺえじ)を利用して頂きたく、この度、印多熱都(いんたあねっと)の影より、皆に使えるように利柔有流(りにゅうある)した。
どうか気兼ねなく、この場を利用して頂きたい。
慶長410年8月1日 忍者一同